羽生モータースクールの受講生からよくいただく、大型免許に関する質問にお答えしています!ぜひ参考にしてください。
大型自動車免許は、最大積載量は6.5トン以上(車両総重量11トン以上)、乗車定員30名以上の車を運転する際に必要な免許です
一種と二種があり、一種はトラックの運転手、大型バスの運転手などになる場合は二種の免許が必要になります。また、中型免許がなければ大型が取得できないとお思いの方もいるようですが、資格条件さえ満たしていれば、免許を取得できます。
普通自動車免許取得時と同様に、年齢、視力検査などの身体条件を満たしている必要があります。
※その他の条件については、お気軽に窓口までお問い合わせください。
免許取得は2つの段階に分けられます。
第1段階→場内コース「技能教習」
第2段階→路上コース「技能教習」
詳しくは以下をどうぞ!
1. 第1段階
基本的な運転操作を行い、トラックの車両特性にもとづく死角の理解、車両感覚を身につけます。その上でS字カーブなどの課題ポイントに合わせた適切な速度・進路が取れるようにします。
2. 修了検定
第1段階修了後、所内で行います。これに合格すると、その日の夕方(日曜日の場合は翌日)には大型仮免許が発行されます。
3. 第2段階
交通状況を的確に読み取り、危険を予測した運転ができるようにします。トラック輸送を念頭に置いて、貨物の安全性に配慮しつつ法規にしたがった実践的な運転技術を学びます。
4. 卒業検定
2段階修了後、路上の走行と所内の方向転換・縦列駐車の課題で行われます。合格すると、午後の卒業式で卒業証明書が手渡されます。
5. 免許申請
運転免許センター(鴻巣市)での免許申請は、卒業した翌日(土日を除く)から可能です。大型二種の場合には運転免許センターでの二種免許学科試験があります。
大型免許は普通車、中型車の他に、大きさに上限のない大型車(最大積載量は6.5トン以上、乗車定員30名以上)が運転できる、運転免許の最高峰に位置する免許です。そのため社会的な責任も重く、年齢は21歳以上で、普通車免許取得後3年以上の運転経験が必須となります。
大型車は全長が普通車の約3倍あるため死角が多く、運転には技術を要します。また重量があるため、運転を誤れば重大な事故につながりかねません……。そこで平成19年に、中型免許より高度な運転技術を持ったドライバーの免許として、新たな規格の大型免許が誕生したのです。
大型免許は車両のサイズに上限のない免許ですから、普通車以上に他の車両や歩行者などに充分な配慮をし、交通状況を的確に読み取り、危険を回避する運転技術が求められます。またオーバーハングが長い、運転席の後ろにタイヤが位置しているなどといった車両特性の違いもあります。ちなみにブレーキも、普通車のより効きが鋭いエアブレーキが採用されています。